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【2026/04/11 03:20 】 |
時間。
彼氏とは、疎遠になってた。
私の仕事が忙しかったせいもある。
もちろん気持ちが冷めていたことが理由としては一番大きい。

トモさんと二人で会うことは、私にとっては試験のようなもの。

「する」か「しない」かは二の次。
むしろしなくてもいい。
ふたりきりのときに、どんな気持ちになるんだろう。
やはり普通の男女みたいに求め合うんだろうか。
きっとそんなことはない。
そもそも私は既婚者に対しては、かなり高い壁を作るタイプ。
未来のない恋愛はしない。

自信があった。

でも連日送られてくる、愛が含まれたメッセージは私のその自信を軽く揺るがせてくれた。

トモさんは世間でいう「イケメン」では決してない。
本当に普通のおじさん。
少し薄くなった頭髪。中年太りの傾向が見られるお腹。地元の訛りが染み付いた会話。
そして左手薬指に輝く結婚指輪。
どれをとっても、モテるタイプではない。

私はただ、私に向けられている愛情だけで動いていた。

会う約束をドタキャンするなら今のうち。
前日まで迷っていた。

約束では駅で待ち合わせしたあと、ホテルに二人で入ることになっていた。

ホテルに入ったって、しなきゃいいじゃない。
ただそこで二人で話をして、それだけで終わってもいい。
トモさんを知る人が、私と会ってるところを見られる可能性がゼロに近い場所。
ただそれだけで場所がホテルに決まっただけ。



前日のチャットでは、二人で「緊張するねー」と、そんな会話を交わした。

この日は私の誕生日でもあった。



11
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【2011/06/03 22:43 】 | つくよみ | コメント(0) | トラックバック()
中学生。
ただし、二人の間に葛藤はありました。

いくら好きだとは言っても、トモさんには家庭がある。
私にもトモさんにも、それを壊す気は全くない。
好きな気持ちは受け入れたものの、体の関係を持つことはこの時点ではお互いに考えていなかった。

むしろ体の関係を持ったら終わってしまう、それは二人の共通認識。

ただ好きなだけ。
その気持ちを受け入れただけ。

まるで中学生日記みたいな二人。

ただ出会ったWEBサービス以外で二人だけでチャットをできるようにしたり、日常の写真を送り合ったり、時々「好きだよ」なんてメッセージを受け取ったり。

私もすっかりトモさんには友達以上の感情を抱くようになり、「好きかも」という気持ちはハッキリと「好き」に変わった。

ほどなくチャット内で頻繁に「する?しない?」と、お互いの考えを言い合うように。

好きならしても当然だよね。
でもしちゃうともう戻れなくなっちゃうよ。
それに最悪友達にも戻れないかもしれない。

じゃあさ

してみようか



どちらが言い出したかは、もう記憶にない。

きっとお互いがお互いを求めていたのだと思う。


約束は、1週間後のお昼。

誰にも邪魔されない、ふたりきりの時間を作ることにした。



10
【2011/06/02 22:11 】 | つくよみ | コメント(0) | トラックバック()
なかよし。
私には1年ほど付き合っている彼氏がいる。

トモさんは家庭がある。

「ハマってもどうにもできないじゃん」

そう私から送ったときには、もう心は決まっていたのかもしれない。

「そうなんだけど、初めて写真見たときからもう」
「好きになってしまったんだ」
「こんなに好きになったのは生まれて初めてだ」
「なんでもっと早く出会わなかったんだろう」

そんな言葉がトモさんから送られてくる。
もうやめて。
揺さぶらないで。

私がそういう言葉に弱いのはトモさんは知らない。

ずっとずっと「人を好きになること」はできても「人から好かれること」がほとんどなかった私。
誰かから好意を寄せられることに慣れてはいない。

でもそこに私を心から好きになってくれてる人がいる。

裏切れない。

さらにタイミングが悪かった。
私はもう彼氏への愛情が薄れていた。
少し難しい話をすれば、それに対して斜め上の方向へずらされる会話。
すべて私任せのデート。
昔の彼女の事を普通に話したり、前に言ったことと違うことを平気で言ったり。

そんな彼でも、付き合ってる以上は無下にできない。

揺れる心。

弱い私。

だからこう答えるしか、そのときの私にはなかった。

「彼をないがしろにはできない。でも私もトモさんのことは特別と思ってる。それでもよければ」

こうして私たちのお付き合いは始まりました。



9
【2011/06/01 21:51 】 | つくよみ | コメント(0) | トラックバック()
動揺。
「それってどういうこと?」

なんて聞くほど子供じゃない。
すぐにメールの内容は把握できた。

でも気持ちが追いつかない。

昔から人を好きになることはあっても、人から「好き」と言われたことがあまりない私。
ましてや「ハマる」なんてとんでもない。
そんなに魅力的な女じゃない。

美人でもないし、デブだし、いいとこなんかこれっぽっちもない。

あるのはネット上の付き合いのうまさだけ。

深く立ち入らず、人を不愉快にせず、あくまであっさりと。
ネット上では確かにこれでうまくやってこれた。
でも現実はどうか。
人に気を使うのが苦手で、なかなかうまく話せない。
そんな自分をどうして好きになってもらえようか。

自分に自信なんかない。あるわけない。

だから「好き」と言われることに弱い。



「ハマる」イコール「好きになる」


そう受け止めるまでは時間がかかった。

トモさんとの「そういう内容」のメールは1日続いた。



8
【2011/05/31 22:45 】 | つくよみ | コメント(0) | トラックバック()
ゆらぎ。
「紗江さんに。」


はまる?
紗江さん、つまり私に?


意味が分からない。


そもそもトモさんは既婚者。
普段からWEBサービスの中ではみんなに優しいいい人だけど、家族のことも書いてるし、まさか、えっと、恋愛対象とかそういう意味じゃないよね?

いろんな思いがぐるぐるとまわる。

「私にハマるってどういうこと?」

そういう風にしか聞けない。

ただの面白い友達であってほしい。
淡い期待。


私は既婚者どころか、彼女がいる男性には好意すら持てない。
どんなにかっこ良くて私の好みの男性であっても。
「付き合ってる人がいる」それだけで恋愛の対象外。
ましてや不倫なんかできるはずもなかった。

そうであるはずだった。


そうでなくちゃいけなかった。




心が揺らぎ始めた。



7
【2011/05/30 23:05 】 | つくよみ | コメント(0) | トラックバック()
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